異食症・氷食症の原因は貧血!?鉄分不足との関係とその理由

異食症・氷食症の原因は貧血!?鉄分不足との関係とその理由

異食症という病気をご存じですか?
これは、土や紙、粘土などの栄養価のないもの、食べ物ではないものが無性に食べたくなるという病気です。
この病気の原因には、ミネラル不足やストレス、精神や脳の疾患などが挙げられます。
そして、鉄欠乏性貧血においても、この異食症の症状が出ることがあるのです。
実際に土や紙まではいかなくても、氷を食べたくなる…という人は知り合いで数人知っています。

 

貧血の人は氷を食べたくなる

貧血の人は氷を食べたくなると言います。
ジュースに入っている氷をバリバリ食べるのが好き、という人はそれほど珍しくはありません。
しかし、貧血の場合は、冷凍庫の製氷皿に入っている氷をすべて食べてしまうほどの症状になります。
異食症の中でもこれは氷食症と呼ばれます。
氷食症の原因は鉄の欠乏によることが多いので、製氷皿ごと氷を食べているような人は貧血を疑った方がいいでしょう。

 

なぜ氷食症になるの?

管理人

なぜ、貧血になると氷が食べたくなるかというと、鉄が不足することにより体温調節機能が低下し、体温よりも口の中の温度が高くなるため無意識に氷を欲しがるようになるのではないか、と言われています。

また、鉄が不足することによって好みの食感や味が変わってしまったためという説もあります。
しかし、鉄欠乏性貧血による異食症の中には、氷だけでなく他の硬いものが食べたくなったり、土やコンクリートが食べたくなったという妊婦さんがいたりと、説明のつかないことも多く、完全に原因が解明されているわけではありません。

 

氷食症を治すには

氷食症は土や紙などと違い、食べていておかしなものではないので異常に気付くのに時間がかかってしまう場合があります。
また、毎月の月経によって鉄分を失いやすい女性には氷食症の人が多く、月経期間中や妊娠期間中には2割の人が氷食症になるとも言われています。
氷を食べるとおなかを冷やしてしまいますから、胃腸障害を引き起こしてしまう可能性もあります。
貧血が原因の氷食症なら鉄分を補給すれば改善します。
氷食症には鉄不足が潜んでいることを覚えておいてくださいね。

 

私のようにサプリやジュースで手軽に鉄分を補うことも出来るので、「ちょっとおかしいな」と感じている方はぜひ貧血を疑ってみて下さいね。

 

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鉄分不足以外の原因はある?

また、異色症は、鉄分不足以外の原因も考えられるそうです。
基本的には精神的なものになりますが、いくつか紹介いたします。

 

ストレスが原因の異食症

異食症の中でも、髪の毛を食べてしまう異食症は、ストレスが原因で起こる事が多い病気です。
その前段階として、抜毛症というものがあり、これは自分の髪の毛や体毛を抜いてしまうという心因性の病気なんですが、そこからその抜いた毛を食べてしまう食毛症という異食症に移行するケースが少なくないんです。
この異食症は子供に起こる事が多く、抜毛症にしても食毛症にしてもストレスが原因だと考えられています。
特に、学校でのいじめや不適応、親の過干渉などのストレスを持つ子供に多く見られます。
特に女の子に多く見られるんですが、これには、男の子の髪は短くて抜きにくいから、という考えもありますが、母と娘の独特な親子関係に原因があるという人もおられます。

 

食毛症で食べた髪の毛は、胃でうまく消化できない事もあり、それが胃液などの働きで固まってしまい、胃石という結石が出来てしまう合併症を起こす事もあります。
これを毛髪胃石と言い、外科手術が必要になる場合もあるんです。
日本における20歳未満の胃石のほとんどが女の子の毛髪胃石となっていますから、近くに髪の毛を食べる女の子がいたら注意して見てあげてください。
ストレスを取り除く事で治る事も多いんだそうですよ。

 

強迫性障害が原因の異食症

強迫性障害とは、自分の意思に反して強迫観念に駆られてしまったり、自分でも意味がない行動だと感じていながら、特定の行動や思考パターンなどに取りつかれてしまい、それを止められなくなってしまって強迫行為を繰り返したりする精神疾患です。
強迫性障害の人がとる行動としては、どうしても手が汚く思えて手を洗い続けてしまったり、どうしても不安で戸締りやガスの元栓を確認し続けてしまうというものがよく知られていますが、どうしても食べ続けなくてはいけない、という強迫観念に駆られて異食症になってしまう事もあるんです。
この場合、心療内科や精神科などで治療を行う事が必要となります。

 

認知症による異食症

最近では社会問題にも発展している認知症ですが、この認知症の症状の一つに異食症があります。認
知症で異食症が起こる原因にはいくつかのものがあります。

認識力が低下

まず、認識力が低下して、食べ物かどうかが分からなくなってしまっている事が挙げられます。
自分が手にしている物が食べ物であるかそうでないかが分からないため、口に入れてしまうんです。
赤ちゃんが何でも口に入れてしまうのと同じですね。

味覚障害

また、味覚障害の場合もあります。
これも、口の中に入れた時に食べ物ではない、と判断できなくなってしまっているために、そのまま食べてしまうんです。

ストレス

また、認知症の人が不安やストレスを感じると、異食症の症状が起こる事があります。
イライラしたり不安になったりした時に、甘いものなどを食べたくなる人も多いんではないでしょうか。
認知症の人もそれと同じ事を感じると、手の届くものを何でも口に入れてしまうんです。

空腹時

他に、認知症の人がお腹が空いている時にも異食症の症状が見られます。
満腹中枢が機能しなくなっている場合は、空腹に関係なく異食が起こります。

 

知的障害や精神障害

知的障害や精神障害を持つ子供にも、異食症の症状がみられる事があります。
この場合もその原因は様々で、何もする事がなかったためにその場にあるものを食べてみたり、イライラして何でも口に入れてしまったり、嫌な音がしたから物を口に入れる、などという事もあるんです。
他に、亜鉛不足で土を食べてしまうという事もあります。
子供の頃から発症する事が多く、その場合は大人になっても続いていく場合もあります。

 

このように原因は本当に様々なので、ちょっとでもおかしいな、と感じたら、病院に行ってみる事をおすすめします。